プロフィール | 熊谷 一朗(くまがい いちろう)
ごあいさつ
2011年12月1日 現代社会は、科学技術の急速な進歩、高度情報化社会の功罪、地域、家族、職場、学校などでの人間関係の変化により、過度のストレス、不安が高まり、さまざまな精神疾患、社会問題が生まれやすい状況です。自分で努力したり、家族や友人に相談してもうまくいかないときは、一度専門医を受診されてみてはいかがでしょうか。まずはあなたの話に耳を傾け、症状の発現に至るまでの経緯を把握し、問題を解決するためのお手伝いをします。そのうえで必要があれば、薬物療法も行います。もちろん薬により症状が和らぐことは、重要なことですが、それだけでは十分としません。こころやからだの症状が出現するには、それなりの理由があるものです。周囲の環境や、人間関係、ときにはご本人の生き方や物事の捉え方、感じ方を変えない限り、根本的な解決にはつながらないこともあります。対話による精神療法を行い、楽しみや寛ぎを実感できる心身の調和をめざし、物事の捉え方や感じ方を変えてゆくトレーニング(認知療法的なアプローチ)を取り入れることもあります。場合によっては心身の緊張を解し、深い呼吸を身につけるなど、心身操作の練習をしてゆくことも大切です。 |
熊谷 一朗(くまがい いちろう)
昭和42年生まれ。いわき市たいら出身。 +資格 +所属学会 |