自然な生命力の回復

1月の連休は、沖式ヨガを継承される、
龍村修氏を師とする、ヨガ合宿に参加しました。

ヨガといっても、
龍村氏の主宰するヨガは、
ゆっくりと伸びをしたり、
上半身のちからを抜いて、
丹田を意識した深い呼吸を行ったり、
より身体に正直に、
身体の痛みやここちよさを感じることにより、
生きるちからを回復させる哲学であり、
学びと実践の場なのです。
     

自然から離れ、
ストレスの多い現代社会では、
どうしても身体に立ち返る機会が減り、
私たちの身体はこわばり、
呼吸も浅くなり、
不安や抑うつ、肩こりや頭痛などの心身症状、
刺激物への依存などが生じやすい状態といえます。
    

1泊2日の合宿はスケジュールがびっしりで
中身が濃く、
呼吸法から瞑想に至るまで、
より多くのエッセンスを実践、体得できました。
(私は身体が極めて硬く、その分本当に大変でしたが)
気持ちよく身体を解し、
深い呼吸を意識するだけで、
自らのうちに宿る、
自然な生命力が喚起されます。
  
生きて在る自らの身体を、
1日1度は感じ、
感謝し、
いたわってあげることができれば、
不安や、抑うつ、心身症状を、
少しでも予防してゆけると思います。
これからも治療や、養生のヒントとして、
役立てて行ければと思います。

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