さくら詣で、花めぐり
4月12日はひさしぶりの休日でもあり、
しばらくぶりに晴れた。
さくらを詣で、花をめぐった。
まずは磐城平城。
この本丸城跡は私有地であったため、
数十年来閉鎖されていたというが、
この4月1日から週末に限り公開されることになった。
12日は「平城さくらまつり」
多くの人がつめかけていた。
ものみが丘と呼び、
小学校時代はよくこの敷地を駆け回って遊んだものだ。
さすが本丸跡、
ここから平の街並みのすべてが見渡せるのである。
35年ぶりに訪れることができた。
その足で同じ城山の某高等学校。
新たにゆかりのできた場所だが、
高校時代は男子校生にとっては聖地?でもあり、鬼門?でもあり、
こわくて
一度も近づいたことはないのだった。
よって初めて訪れる。
ここの桜も地名のままに、さすがに見事だ。
たんご沢から城山を下り、
クリニックへ。
うん、2年ぶり、2度目の開花。
数もずいぶん増えてきた。
今年は桜のあたり年かも。
つづいて公園へまわる。
年に一度の渋滞の横を、すり抜け歩く。
松ヶ岡の上は整備中で入れないが、
遊具のある第二公園は多くの家族連れでにぎわっていた。
足元に一輪。
さくらに負けるな。
アスファルトに負けるな。
そして大好きな新川。
桜のトンネル。
いつも走る堤防も満開だ。
アリオス前。
対岸の菜の花もよい香りである。
車に乗り換え、北上。
どこでしょうか?
ふたば未来学園高開校で話題の広野町。
広野小も生徒が少しずつ戻っていると聞きます。
二つ沼運動公園からも、子どもたちの歓声が聞こえました。
ここは?
楢葉町「ここなら商店街」
プレハブに描かれた桜も見事。
作業員だけでなく、一時帰宅の方のお腹も胸も
いっぱいに満たしてくださるのだと聞きます。
バリケードの向こうは帰宅困難区域で立ち入りは許されませんが、
今年も夜ノ森のさくらは咲き誇ります。
帰りは川内村を回りました。
まだ避難指示の解けない場所に
静かな沢を見つけました。
そして夏井川に沿って下り、
磐越東線もこの時期徐行運転をするという名所。
無人の江田駅近くのツツジ(アカヤシオ)
夕暮れにぎりぎり間に合いました。
途中山峡の桜もところどころ夕陽に灯り、きれいでした。
しめは小川の名だたる神社。
階段を上れば
ライトアップも妖艶です。
久しぶりの休日、
久しぶりの晴れ間に、
徒歩で、車で、走り回りました。
東北の春です。