予防心身医療

心身の症状というものは、わけもなくある日突然に、という場合はほとんどなく、なにかしらの前兆や、軽度の不調(肩こりや頭痛、めまいなどの自律神経症状)、心理的なゆきづまりが先に立って見られるものです。
すこしでも早く心身の不調に気がつき、気分転換をしたり、自らの生活習慣を変えたり、信頼できる人(あるいは専門家)に相談できることが大切です。他の身体疾患と同様、早期発見、早期治療が重要です。
さらには普段から自らの身体の声に耳を澄ます練習をしたり(何が心地よく、何がそうではないかを見きわめてゆくことです)、無理に自分を追いつめていないかを振り返り、ある程度こころに余裕を保っていることが大切です。
こうした日々の過ごし方こそが、心身障害を防ぐために最重要であることを多くの方に知っていただくため、当院では、身体の緊張のほぐしかたを中心に、各種ストレッチやヨガ、呼吸法、アロマテラピーなどを積極的に取り入れた、予防心身医療に関するプログラムを、随時開催したいと考えています。

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