人前で過度に緊張する。会議や面接が怖い。人混みが怖く外出できない
→社会不安障害
社会不安障害という概念は、かつて対人恐怖、赤面恐怖と呼ばれていた症状を包括したものです。人前での緊張から次第に抑うつ的となり、ひどい場合は長期間外にでることができず、いわゆるひきこもりの状態を示します。さまざまな要因から生じることが特徴で、いつ頃からなぜ症状が現れてきたのか、どういう場面で症状が出やすいのかを明確にしてゆきます。治療としては、少量の薬物療法を用いながら、カウンセリングや精神療法にて少しずつ病状の改善をめざします。