いわき七峰縦走
12月2日の日曜日
いわき山岳協会主催の七峰縦走に参加した。
陽の出とともに湯の岳を出発し、
天狗山、三大明神山、二つ石山とめぐる。
前日の雪でぬかるみ、何度もすべって転んだが、
そのぶん景色には恵まれました。
清流の水を補給するとき、
放射能を意識したのは、悲しかったですが。
一度国道49号を渡り、閼伽井岳を経て、水石山へ。
ここからはいわき市街の向こう太平洋にいたるまで、広大なパノラマが見渡せる。
逆にいえば、小さい頃通った小学校からも自宅からも、どこからも水石山は見えたものだ。
よくここで橇あそびをした。
遠足も来た。
中学生のときは、ここまで自転車でスピードを競い、死に物ぐるいで漕いで登り、この場所で、当時オープンしたばかりの「ほっかほっか亭」からあげ弁当を食べたものだ。
うまかった。
山頂に設置された測定器によれば、放射能は0.125ほど。
そんなには高くない。
左手の山の向こうには第1、第2が、
あることを意識せざるをえない。
そして剣が峰を経て、8時間でゴール。
30㌔ 高低差1400m。
足はぱんぱん。膝はがくがく。
明日は筋肉痛に間違いないが、
いわきの自然から、
澄んだエネルギーをいただいた。
山岳会の方々の励ましと、
ゴールの甘酒、ありがとうございました。