サンシャイン間近
いよいよいわきサンシャインマラソンも間近で、
先週日曜は、
平から小名浜までの14キロを走ってみた。
曇り時々晴れの空。
風はつよいが北風なので、
追い風になる。
途中、中学生くらいの男子3人が横並びに歩道を歩いていて、
ひとりが振り向き、
後ろから私が来ているのをわかっているのによけてくれず、
一瞬むっとした気持ちになったが、
ああ、このくらいの年代は、よけるなんて友達の手前、少し格好わるくて、
よけたくても強がってよけなかったのだろうかとも考え直し、
先へ進んだ。
すると〇〇電気の駐車場出口で、
係りの人のゴーサインで渡ろうとすると、
不意に車が突っ込んできて、
ひかれそうになった。
どきりとしたが、
係りのおじさんが
「本当にすみません」
「マラソン、がんばってくださいね」
と思いもかけない髭面の笑顔で励ましてくれ、
元気も出る。
もうすぐ小名浜、
椰子が植えられ、
東北のハワイである。
中学のとき、
この坂を越えた小名浜一中でサッカーの試合があり、
中体連の大事な試合だったというのに、
わずか200円ほどのバス代をけちり、
自転車で行って、
疲れて走れず負けてしまった。
走っているとヒマなので、
そんなことを思い出しているうちに、
アクアマリンが見えてくる。
本番はこの3倍の距離か、
なんとかゴールまで
たどりつけるとよいのだけれど。