寝つきがわるい・朝早く目が覚める・熟睡できない・悪夢を見る・昼と夜が逆転する
→睡眠障害
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睡眠は、心身の健康の基本であり、生命の維持に欠かせないものです。ストレスや、身体の過緊張による一時的な不眠もあれば、うつ病や、精神疾患の前兆として現れる睡眠障害もあります。まずは、眠る直前までパソコンをしたり、考えごとをしたりする習慣を控え、お風呂に入ったり、ストレッチをするなどして、全身の緊張を解き、ゆったりと呼吸し、自然な眠りが訪れるのを待ちます。それでも毎晩のように不眠が現れるようだと注意が必要です。ご相談ください。加療のために、不眠の原因を見きわめ、必要であれば薬物療法を行います。睡眠導入剤など、いわゆる睡眠剤の類や、睡眠の質を改善できる、抗うつ剤の種類を用いることが一般的です。質のよい睡眠がとれるようになると、心身もおのずと回復へ向かいます。その他、夜驚や、夢中遊行など、小児期に多い睡眠障害や、生活スケジュールの乱れである睡眠覚醒スケジュール障害(昼夜逆転)、繰り返す悪夢を主とする悪夢症、夢の通り行動してしまうレム睡眠時行動障害、(これは精神疾患ではないですが)睡眠時無呼吸症など、多くの障害があります。疾患によっては、終夜睡眠脳波を依頼し、確定診断を行うことになります。