うむい宮古島

宮古島の有志が福島の子供たちを宮古島に招待しようと、
チームを組んで来年のカレンダーを作っている。
「うむい宮古島」
笑顔カレンダーだ。
島のひとたちのとびっきりの笑顔と
熱い「うむい(思い)」が込められたカレンダーが、
宮古島を中心に発売されている。

島在住でカメラマンの友人が、
チームのメンバーを連れ、
いわきまで訪れてくれたのが、確か
10月の末。
彼らの真剣な「うむい」をお聞きし、
あつい中年パワーにうれしくなった。

できあがったカレンダーは、
手作りのぬくもりに溢れている。
福島のはるか彼方の南国で、
私たちのことを思い、
動いている人がいるということだ。

福島と沖縄は負の側面だけでなく、
意外な共通点も多く、
特にいわきの「じゃんがら」がエイサーの起源であるという話など、
不思議な結びつきを感じるのは私だけではないだろう。

この夏、私も微力ながら、
大好きな沖縄の地にて、
この結びつきについて、話をさせていただいたことを思い出す。
基地問題と原子力の問題。
簡単ではないが、沖縄と福島が、ちからを合わせることができればありがたい。

それにしても、この宮古島の写真は今日のものであるらしいが、
気温25℃とある。
なんとうらやましい。
まあ今日のいわきは比較的暖かく、
私も休日、最大の娯楽である、
日帰り温泉に入ってきたから、身も心も暖かいが。

いずれまた「うむい宮古島」のメンバーや宮古の子供たちが訪れてくれたら、
今度は、この寒い中入る温泉の醍醐味を紹介しよう。
熱い湯のなか、熱い「うむい(思い)」を分かち合おう。

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