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10月の土曜の診察日について

Posted in お知らせ on 10月 5th, 2012 by ichiro – Be the first to comment

朝、晩はかなり冷え込む毎日になってまいりました。

10月の土曜日の診療は、勝手ながら第2、第4にあたる、13日、27日に行います。
本来の診察日であります、明日6日と20日は休診となりますので、
申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

それでは、マイコプラズマ肺炎もはやっていると聞きますし、
風邪などには十分お気をつけください。

まだまだつよい日差しですね

Posted in ブログ on 9月 15th, 2012 by ichiro – Be the first to comment
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車を走らせると、稲穂がきれい
今年は、
お盆からずっと暑い日が続いています。

あの日、
津波に侵された舞子浜病院裏の田んぼも、
まだまだ晩夏のひざしを受け、
ちからづよく、
いっせいに
実っています。

「それにしても暑いですね~」
「どうなっちゃったんでしょうね、今年は」
診察室でのそんなやり取りも
この分だとほんと
お彼岸まで
続きそうです。

明日、土曜の休診、ならびに9月の土曜日の診察について

Posted in お知らせ on 8月 31st, 2012 by ichiro – Be the first to comment

明日、土曜は第1土曜日ですので、本来は診察日なのですが、
都合により休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしてすみません。
9月は第1、第3を休診とさせていただき(第4も祝日のため休診)、
第2、第5土曜日に診察を致します。
(9月8日、29日が診察日です)
どうかよろしくお願いできれば助かります。

東北の夏

Posted in ブログ on 8月 10th, 2012 by ichiro – Be the first to comment

初めて野馬追を観に行った。
いわきから南相馬へ。
原子力発電所のため常磐線は不通であるから、
磐越東線と新幹線で
仙台へまわり、バスで向かった。

勇猛果敢。
首位で風を切る人馬が
一閃、
勝ち鬨をあげ、
駆け抜ける。

忘れていた
父なるものを
思い返す。

続いて
「来ること勿れ」といわれた僻地東北の入り口、
勿来の関近く。
水質が確かめられ、
いわきで唯一この夏オープンした勿来海水浴場だ。
いわきの海は、足だけ入るのがちょうどよいほど、
頭までつかるとかなり冷たい。
これがいい。
真夏にはやみつきのひんやりだ。
波をくぐり、胸板で、波に乗る。
ボードなしでボディサーフィンができる。
夢中になると
ちょうどいいひんやりなのだ。

ラストは地元、
平(たいら)の七夕。
仙台に次ぎ、全国で2番目に大きいそうだが、
ほんとうだろうか。
ここで食べるとB級グルメも
格別の味わいだ。
なみえ焼きそばに行列しつつ、

ビール即汗。
子供たちが、吹き流しを、駆け抜けてゆく。

今年の夏は、
熱かった。
東北の
短い夏だ。
影も濃い。

お盆休みのお知らせ

Posted in お知らせ on 8月 10th, 2012 by ichiro – Be the first to comment

暑い日が続いております。

8月11日から15日は、お盆休みのため、休診とさせていただきます。

8月16日は10時から19時半まで
8月17日も10時から19時半まで
8月18日は10時から15時まで診療いたします。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

診療時間の延長のお知らせ

Posted in お知らせ on 7月 10th, 2012 by ichiro – Be the first to comment

このところ新規の患者さんのご予約が集中しておりまして、
特に平日(月、木)午後3時から午後7時のご予約がお取りしづらく、
大変ご迷惑をおかけしていました。

今月より、
水曜日の午後3時から午後7時半(受付は7時まで)の診療を開始させていただきます。
新規のご予約もお取りしやすくなると思いますので、よろしくお願い致します。

なお、7月13日金曜日は、所用により休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

臨時休診のお知らせ

Posted in お知らせ on 6月 28th, 2012 by ichiro – Be the first to comment

6月29日と7月2日は、学会にて、
講演ならびにシンポジウムに参加するため、
臨時休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。
なお、7月4日水曜と5日木曜日は、
いずれも午後7時半まで診療させて頂きます。

初夏の田んぼ

Posted in ブログ on 6月 28th, 2012 by ichiro – Be the first to comment
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本日も、かなり大きめの余震があって驚きましたが、
原子力発電所事故の収束に向けて、祈るばかりです。

あの日、自動車がひっくり返っていた舞子浜病院裏の田んぼも、
青あおと初夏の空に、ちからづよく伸びております。
(右奥がかんぽの宿です。震災直後は患者さんがお風呂を借り、お世話になりました)

相馬では漁が再開され、基準値以下の魚介類が、
県内地物として震災後はじめて、市場に出たという話。
すぐに完売したとの朗報が続く。

ひとつずつ、です。

よだかの星

Posted in ブログ on 6月 17th, 2012 by ichiro – Be the first to comment
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6月17日まで、いわき市立美術館で、「宮沢賢治、詩と絵の宇宙」展が行われ、
最終日には、高橋源一郎氏の講演があると聞き、出かけた。
定員40名のセミナー室は、立ち見も入れて120名の大盛況。
氏は、胎教で、息子さんに賢治の詩を半年以上も朗読して聞かせたこと、
自給自足の理想郷、イーハトーブの実現について、話をされた。
息子さんは歩くより早く、生後9カ月で、「パパ、ドア、あけて」と言ったらしい。
驚きである。

賢治の生まれる数ヶ月前に、三陸明治地震があり、死の直前には昭和三陸地震があったということ。
数多くの飢饉や、自然災害の辛苦の果てに、「雨ニモマケズ」が生まれたということ。
「ヒデリノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ」
人の無力が身にしみる。

どっどど どどうど どどうど どどう
賢治には、自然そのものの音が、ありのままに聞こえていたのだろう。

人類バンノウ等という昭和の幻想も色褪せ、
平成にイーハトーブは来たりうるのか。

賢治は、いまの世に、どんな音を聴いているのだろうか。

子どもたちの絵描く、よだかの星は、ちからづよかった。

アラーキー

Posted in ブログ on 6月 17th, 2012 by ichiro – Be the first to comment
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そして「宮沢賢治、詩と絵の宇宙」と同時開催されていたのが、
「荒木経惟 花の写真を」展であった。
これはフリースペースでの無料展示で、展示後は仮設住宅へ無償でプレゼントされるとのこと。

どきっ
とする色彩の乱舞は
どぎついほどに
なまめかしくあでやかで

ちょっと仮設にはどうかと一瞬思わされたが、
しばらく写真に囲まれていると、
生命力が
ふつふつとする。

色のない街に
生命の灯り。

それにしても99年現代美術館での「センチメンタルな写真、人生」展以来のファンではあったが、
はじめてアラーキーの本名を知った。
なんと読むのか。さえあんまり考えたことなかった。
経惟(のぶよし)さん、
ありがとうございます。

臨時休診について

Posted in お知らせ on 5月 24th, 2012 by ichiro – Be the first to comment

明日、5月25日金曜と、26日土曜日は、日本精神神経学会に参加するため、
休診とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

また、このところ曜日やタイミングによっては混み合っているときもありまして、
再診予約の方を優先して診療させていただくため、
不本意ながら、予約以外の初診の方の受け付けをお断りする場合もございます。

この場合、少し先の日時の初診予約をご案内する形となってしまい、申し訳ありませんが、
どうぞよろしくご理解いただけると助かります。

また、受診可能なお日にちが決まりましたら、お早めにご予約いただければと思います。

遅ればせながら

Posted in ブログ on 5月 23rd, 2012 by ichiro – Be the first to comment

日食です。

朝起きて、晴れていたので、急に撮ろうと思い立ち、

撮っているときは万全と思ったら、

露出を間違う初歩的ミス。

金環が終わってからすぐに気が付き、あわてて撮りなおした一枚です。

思えば雑魚寝船で48時間かけて見に行った奄美大島での皆既日食でも撮影に失敗し、

あれから3年弱。

日食は、大好きな太陽の明るさと、あたたかさと、

いまこの瞬間はもう二度とめぐってこないという当たり前のことを痛切に思い出させてくれるようです。

風のにおいも、すっと下がった5月の朝の7時35分の気温も、

いまさっき流れたラジオのニュースも。

「水揚げされた小名浜港の初カツオ(からの放射線)は基準値以下で、出荷することができました!」

どうか、金環リング後の日食を見てやってください。

夕空も、

太陽が沈んだ20分後の東の空が、

ももいろに輝いて一番美しいです。(と私は思います)

春(というか初夏)の海です

Posted in ブログ on 5月 13th, 2012 by ichiro – Be the first to comment
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休日、あまりにもポカポカの陽気に誘われ、
震災後初めて小名浜の海を見てきた。

観光物産展「ららみゅう」から遊覧船の出る桟橋までのウッドデッキは、
かつて好きだった散歩コースのひとつであったが、
あれ以来、足は遠のいていた。

「ようやくあたたかくなってきましたね」
「花を見てきれいと感じたり、吹く風をここちよく感じられたら、
うつからの回復の第一歩ですよ」

毎日のように言いながら自分自身が、
こうした時間を持てずにいたことを思い出すのに十分なほどの、
春、あるいは初夏の青空。
遠くに、復旧した水族館「アクアマリンふくしま」をのぞむデッキには、
3歳くらいの男の子が手をひかれ、
うれしそうにくるくると何度も回転しながら、ダンスみたいに歩いていた。

潮風がここちよい。
いい香りだ。
思わず目を閉じ、まぶたのうらに太陽を感じ、
深呼吸する。

公園の夜桜

Posted in ブログ on 4月 22nd, 2012 by ichiro – Be the first to comment

昨夜、診療を終えたあと、クリニック裏の松が丘公園に上ってみた。

思わずポケットに手を入れてしまうほどの寒空の、

夜9時だったけど、若者たちが負けるものかとビールを乾杯!

屋台から湯気が上がり、寒くてもやっぱり夜桜かな。

うれしくなり坂本冬美をくちづさんでしまう。

ところどころ地盤が崩れ、震災前と比べ、ちがった風に感じる場所もあるにはあるが、

幼稚園のときから遊んだ庭はおれたちが守るのだ。

とでも言ってくれるかのように、

老木たちが丘の崩れをしっかりと守り、ちからづよく土を掴んで、空いっぱいに花を咲かせてくれた。

ありがたや、

と両手を合わせる。

5月の土曜日の診療について

Posted in お知らせ on 4月 18th, 2012 by ichiro – Be the first to comment

ゴールデンウィークを挟むなど、諸事情により、5月の土曜日の診療を、通常の1、3週ではなく、第2、第4週とさせていただきたく思います。勝手ながら、なにとぞご容赦願います。
また、ゴールデンウィーク期間中は、5月2日水曜日のみの診療となりますが、この日は午前10時から19時30分まで、診療をする予定です。
よろしくお願い致します。

さくら、咲きました!

Posted in ブログ on 4月 13th, 2012 by ichiro – Be the first to comment

クリニックの誕生と同時に植えた、玄関脇の桜の幼樹が、この春ついに、咲きました。

まだか細い幹から、すべてを差し出すように、枝という枝を大空に広げ、

葉も花も、ひといきに、シュッと咲くんですね。

あたたかい日がようやく今週はつづきましたから。

クリニック裏の松が丘公園を散歩すると、ところどころ崩れた場所はあるものの、

ひとびとは集まり、空とさくらを見上げる顔は、みないちように、ほころんでいました。

1年越しの、いわきの春です。

こんな症状の方に

Posted in お知らせ on 4月 1st, 2012 by ichiro – Be the first to comment

当ホームページ上の「こんな症状の方に」の項目は、気になる症状をクリックしていただくことより、その症状の背景にある疾患の解説、加療へのおおまかな道筋を、ご覧いただけるように示してあります。まだ途中で、すべてを書きこんではいないのですが、ご参考願えると幸いです。(順次、書込み、日々更新してまいります)
また、このところ初診の患者さんを中心に待ち時間が発生することが多く、心苦しい限りです。4月より、金曜日午前と、水曜日は10時から13時ではなく15時までを診療時間と致しますので、どうか初診の方でお時間の調整がつきますようであれば、比較的空いておりますこの時間帯にご予約、ご来院いただけると助かります。(往診や保健所での診察等で不在にしているときもありますので、お電話にてご確認いただければと思います)
震災後、1年を過ぎましたが、まだまだ帰る見通しの立たない地域も多く、過労や、慣れない住居、職場、学校でのストレスから、不眠、不安や抑うつの症状を来たす患者さんも、未だに少なくありません。こうした長期的なストレス下において、症状が現れることは、疾患というより、人間の生体の自然な反応でもありますが、特に不眠、不安などの初期症状から、生理的、心理的なバランスを崩し、悪循環に陥り、深刻なうつ状態に進行してしまうことだけは、防いでゆかなければなりません。少しでも日々の余裕を取り戻されることを、願っています。

現実感に乏しく、生きている実感がない・自分の人生を他人事のように感じる

Posted in こんな症状の方に on 3月 26th, 2012 by ichiro – Be the first to comment

→離人症あるいは他の同一性障害

自分の人生なのに実感がなく、他人ごとを生きているように感じることや、現実世界を見渡したときに、自分の周囲だけに膜が張っているように感じることは、離人症状の特徴です。離人症は、自分と他人の境目が混乱するような、統合失調症の症状としても生じますが、その多くは意識の解離症状に親和性のある病態で、ストレス下や、困難な現実から身を守るために生じることが多いようです。自我同一性の形成期である思春期には、正常な反応として見られる場合もままあります。生きている実感を取り戻すことは、それこそ意識しすぎると難しい場合もありますので、あせらずに落ち着いて原因を見定め、回復への道筋を探してゆきます。

自分がいやなにおいを発し、他人から避けられているという気がする

Posted in こんな症状の方に on 3月 26th, 2012 by ichiro – Be the first to comment

→自己臭症

自分がいやなにおいを周囲に発しているのではないか、という不安、確信をもつような病態を、自己臭症と呼び、思春期から青年期に比較的多く認められる疾患群です。この時期は、他者との距離にきわめて敏感になる年齢で、自己と他者とのあいだに適切な境界を形作ってゆくことが求められる時期でもあります。自己臭は、便臭、口臭、体臭などさまざまですが、外界への社会恐怖的な不安を投影するように生じる場合もあれば、体感異常のような身体違和感を併せて認める場合もあります。不安の領域に留まるケースもあれば、妄想的確信に至っているケースもあります。統合失調症の前駆症状として現れる場合や、うつ病や、強迫神経症に親和性のある場合など、鑑別の難しい病態も多く、専門医の治療が必要になります。薬物療法、精神療法により、臭いに捉われることのない安心感を取り戻していただき、他者との適切な距離感を築いてゆき、快復をめざします。

その他、自分の性格や家族、友人関係についての悩みを専門医に相談したい

Posted in こんな症状の方に on 3月 26th, 2012 by ichiro – Be the first to comment

→各種相談につきましては、精神症状や、心身の症状が発現している場合に限り、治療という形で承ります